お祭りに欠かせないはっぴ!
はっぴと打ち込むと、予測変換でいくつか出てきますよね。
法被、半被、ハッピ…
今回はそんなはっぴついて広くご紹介していきます!
はっぴの歴史は?
「はっぴ」という言葉は、古代東アジアの伝統的な服飾に用いられる
半袖もしくは袖なしの胴衣「半臂」(はんぴ)に由来するとされています!
日本では、平安時代から正装の際に着ていたそうです。
語源は、現在のはっぴが一般的な和服に比べ簡素な作りをしていることから、
袖のない羽織り物としての半臂(はんぴ)がはっぴという言葉に転じたと推測されています!
私たちがイメージするはっぴは、お祭りやイベントで着るものだと思います。
しかし、元々は羽織のひとつとして、家紋などを染め抜いたものを
武家が着用し始めたのが起源となっているんです!
その後、昔ながらの大工さんや消防団などのユニフォームとしても着用されるようになりました。
家紋や屋号が入った服を着るということは、
現代で言うと社名が入った制服や社章をつけているようなもので、
信頼の証明としてのユニフォームだったのです!
「法被」の漢字の由来は?
「法被」の漢字は、高僧(位の高い僧)が座る
椅子の背もたれに掛ける布のことを「はふひ」と呼んでいて、
その漢字が「法被」だったそうです。
しかし!衣装のはっぴとは全く関係がないため、単なる当て字ではないか…と考えられているそうです。
現代のはっぴは盛り上がる場所で大活躍!
昔からユニフォームとして着用されていたはっぴですが、
昭和45年、「大阪万博」でイベント用にはっぴが用いられたことから
イベントではっぴを着ることが定着しました。
それ以来、
・お世話になった方へのプレゼント
・海外の方との交流のため
・会社のイベントでお客様との距離を縮めるため などなど、
より身近に、様々な用途で使用されるようになったんです!
10代・20代でも、アイドルの応援やアニメのライブ、フェスでオリジナルはっぴを着る人が増えています!
これは「はっぴ」や「法被」よりも、「ハッピ」のイメージがしますね!元気・勢いがあります!
以上、はっぴについて知っていただけましたでしょうか!
イベントやライブに行かれる際は、是非はっぴを着て盛り上がりましょう!